火との戦い!
本部長、秘書、社員の皆さまお疲れ様です。
昔、修行の一環で夜の火渡りを行いました。
通常は昼間に行うことがほとんどです。昼間でも恐怖心が湧き上がります。
火渡りする場所は通常間口4メートル奥行き6メートルなのですが、一度だけ奥行き8メートルの火渡りをしました。
闇夜の中真っ赤に燃え上がる火渡り場。10メートル以上の火柱が天空を焦がします。
その火がある程度落ち着いてから火渡りを行います。
恐怖心がピークに達した時に自分の渡る番が回ってきた。自分自身との戦いだ。
長さ8メートル、両脇にキャンプファイヤーのような井げたに積み上げた2メートルの薪が6ヶ所、その間を走り抜ける。
気合いを入れ走り抜けた。走り抜けながら息が出来ず、8メートルがこんなに長く感じたのはこの時だけです。ヤケドをせず渡れたので、自分自身に勝ったということですかね。
一般の方の時は井げたの薪を全て外側に倒してから渡ってもらうので、我々行者よりは安全です!
優心
男性/55歳/東京都/僧侶
2018-08-21 18:11