人生、損してた案件

この前、何の気なしに
駅の売店で【 パピコ 】を買いました。

実に40年ぶりくらいだと思います。

なんていうか、
パピコには良い思い出がありません。

昔の吸口は今ほど簡単に切れず、子供の頃は吸口の部分を奥歯で噛んで、本体を両手でぐるぐる回してビニールを噛みきる方式。しかし、非力な子供のやることですから、顎が痛くなったり、歯ぐきから血が出たり。

また、僕には3歳年長の姉がいますが、
たいがい、パピコを食おうとすると、母の心理に「一人で2本は多い」というマイナスのベクトルが働き「お姉ちゃんに1本取っておきなさい」という指示が出るのが常でした。ほかのカップアイスと単価は変わらないのに、ピノなら一人で6個食ってもお咎めはないのに、なぜかパピコのみ特殊なレギュレーションが適用されるのです。

半分になったパピコは魅力も半減であり、だったら、最初から1本で良かったじゃないか！ リンリンランラン（という双子タレントがいたんです）が悪いっ！とかなんとか。

そもそも 、コーヒーかチョコかよくわからない『茶色い雑なカキ氷』くらいのクオリティーだったですよ、昔は！

それが。

めちゃめちゃ、美味くなってるじゃん！

なめらかで、上品なカフェオレ味みたいな。

知らなかったなぁ。

ショーケースの中でパピコを見るたびに「大して美味くもないのにロングセラーだなぁ」くらいの感慨しかなかったですから。


さ～て、
今日も買って帰ろうかな♪

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