共鳴
あるとき目上の親友が伯母に電話するからとスピーカフォン越しに その電話を聴いていた。
逢った事のない親友の伯母さん
聴きなれない広島弁
『〜じゃけぃ〜』
『〜じゃからの〜』
という言葉の中に
力強さと
底の見えない優しさと
ちょっとした哀しみがあるような気がして
何故かしら涙が止まらない...。
既に他界している母親の声でもなく
方言も違うのに、、、何故だろう...。
親友は私の事 心配してくれたけど
私にもわからない涙だから
わからない...。
ただ、きっと、、、
何かに共鳴したんだと思う。
共感とは違う
音叉(おんさ)が共鳴するように
心が揺れたんだ...。
徳のある人の言葉は
遠く離れた電話越しでも
響く力強さを持っている...。
何だか天国から諭されているような
デジャヴ(既視感)にでも触れたのかもしれない。
〜 遠い数年前の話 〜
はっぴいだもの。
女性/34歳/東京都/ (๑ఠ‿ఠ๑)
2018-08-25 12:02