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忘れたい案件

皆さまお疲れ様です。
私の忘れたい事件簿は三年前の夏、難波の高島屋での事…
その日、風邪の病み上がりだった私は、電車の中で咳が出ないように、飴ちゃんタイプの咳止め薬をずっと舐めていました。
京阪特急に揺られ、難波に着いたのがちょうどお昼だったので、喉の奥に残っている風邪菌をアルコール消毒しようと、ランチの際にビールを2杯、頂きました。

飴ちゃんタイプの咳止め薬と良く冷えたビール…
これが悪魔の組み合わせだと知ったのは、それから程なくしてからでした。
だんだんお腹が痛くなってきた私は、急ぎ足でトイレに向かいましたが、そこは婦人靴売り場のど真ん中。男性トイレの個室もふた部屋しかなく、生憎の使用中。
その時点でもう他のフロアのトイレに向かう余裕は無く、ただひたすら個室が空くのを待っていましたが、私には大切なものを守る事が出来ませんでした。

そう、私に守れなかったのは、パンツとズボンの威厳です。

その直後、個室から出てきたお爺さんがちょっとだけ憎かったのは私の修行が足りない証拠と反省しつつ、すぐ家内に電話して新しいパンツとズボンを買って貰い、女性用トイレと間違えたふりをして持ってきて貰いました。

本当に忘れたい事件なのですが、一つだけ悟ったことがあります。
人間、自分にとって信じられない事が起こると、それが夢なのか現実なのか、一瞬、本当にわからなくなるということです。

皆さんも風邪薬を飲んでる時はビールは控えた方が何かと安心ですよ。

エルウッド

男性/54歳/京都府/住職
2018-08-30 16:51

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