社員掲示板

ん…

日本は軟性内視鏡(クニャクニャ曲がる内視鏡)では世界シェアトップのメーカーがあります。
日本は胃がんの罹患率が高く、軟性内視鏡の必要性があり開発が行われました。
胃がんの発症率は国によって差があり、アジア圏で多く、欧米は多少のばらつきがあっても総じて少ないです。

胃がんの発症とピロリ菌の関係では多くの論文があり、ピロリ菌保菌者の胃がん発症と非保菌者の発症には有意差があるとしています。日本でもピロリ菌駆除は健康保険での適用が認められるようになりました。

ピロリ菌は人間の消化管に住み着きます。水質が悪かった頃は人糞に排泄されたピロリ菌が飲料水を通じて体内に入り寄生することが知られています。幼児は消化機能が未成熟のため、入ってきたピロリ菌を駆逐することができず、そのまま宿主となってしまいます。欧米は上下水道が早くから完備されていたので、ピロリ菌の媒介が少なかったことが胃がんの発症率に影響していると言われています。

自分の年代では保菌率は50%を超えると言われています。今の20代は25%程度と言われています。これは育った環境の違いと言えます。

25%は何故感染したか?

これは母子感染と言われています。幼児期に母親(父親も入ると思いますが…)から咀嚼物をもらうことで感染したと言われています。

大人であれば消化機能がしっかりしているので、ピロリ菌が粘膜組織に住み着く前に消化されてしまいます。キスしようが飲み物を交換しようが問題ないようです(笑)

自分の父親は飲酒、喫煙、仕事でひどい胃潰瘍持ちでした。十数年前にピロリ菌駆除を受けてから胃潰瘍も出来ず、快調に毎晩深酒しております。症状が無くて保菌検査を受ける場合、自費検査となりますが、受けておいて損は無いかもしれません。

FUJI2

男性/66歳/東京都/自営業と自由業は違うんだぞっと…個人事業主さまは言ってみる~
2018-09-19 11:22

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