動機と必然
何度か書いたこともあるかもしれませんが。
ワタシの敬愛する映画監督の押井さんが、著名な監督なりに、地元の中学・高校や、あるいは放送映像関係の学校などで、講演会で呼ばれると、必ず聞かれる質問があって。
【どうしたら映画監督になれますか?】
というもの。
「そんなマニュアル的な法則なんかあるわけないじゃない 」と笑う。
それでは、と、監督になりたい人に挙手してもらって 、その何人かに「何か撮りたい映画のアイデアを温めてる人はいますか?」というと、まず一人もいない、のだという。
「まったく『撮りたい映画がある』のか『監督と呼ばれたいだけ』なのか、どっちだ?」という。
押井さんに言わせれば、
「映画を撮ってしまえばいい」のだと。それを自主上映でもなんでも、ハコ(劇場)にかけて、お金を取って、お客さんを入れて、上映したら。
「世間にむけて、映画監督を名乗ってもよろしい!」のだと。
「撮り続けられるかどうかは努力と運しだい」だそうですが。
ヒト、最初に言葉あり、
次に来るのは動機と必然。
マニュアルはあと(*´∀`)
コーギモモ
男性/58歳/神奈川県/飲食業
2018-10-05 00:13