今日も終わりました。
今日は常連様ばかりで『楽ちん』でした。
もちろん常連様だからこその緊張感はありますが。決まりきったモノを決まったタイミングでやるだけだから気持ちは楽なのです。
初来店のお客様は、さまざまなトライ&エラーをしながら、即応しなければいけないから大変。
常連様の場合は過去の蓄積によって、より踏み込んだサービスができます。
ところがごく希に、
そうした様子を隣のテーブルに見て、不公平に感じるお客様もいます。言わせてもらえば多くの場合。30~50代くらいの女性ですけど(笑)
専門レストランでは、何か一品 頼むごとに付随する『サービス』が発生するようなシステムが組まれています。
だから、そうしたサービスは1品なら1回分、5品なら5回、頼んだ数に比例してサービスの機会が増えるわけですが。
レストランはサービスについて「機会の均等」は保証しますが、あとは、お客様次第で、結果は必ずしも均等にはならないのです。
ま、当たり前ですけど(笑)
お客様は誰でも等しく、何度かレストランに通って常連になったり、より多くのオーダーして、多くのサービスを受ける『権利』を有する。
もちろん、対価は支払っていただくので、必要ないと思えばそれ以上買わなくても良いし、高いと思うなら二度来なくてもいいわけですが。
だったら、より多くの機会をもった人=より多くの対価を支払った人に、より多くの恩恵がなければ、それこそ不公平でしょう。
逆に自分が支払う対価に見合うものを最大限に引き出そうと、自分好みの提案や交渉をしてくる『店づかいの達人』みたいなお客様もいます。
そういう、お客様との仕事は、それはまた楽しいものです。
グルメ系の書き込みサイトで、訪れた店の数が何百、何千軒とかいう人がいますけど。実は真髄とか醍醐味には、一個も触れてないんじゃないかと思うんですよね。
ちなみに僕もグルメサイトにいろいろ書き込まれることがあります。皆さん、一生懸命に書いてくださっているのはわかります。
でも、何一つ、参考にしてませんけどね(笑)
コーギモモ
男性/58歳/神奈川県/飲食業
2018-10-13 01:18