本日の案件
皆さん、お疲れ様です。
仕事で外回りをしながら歩いているとき。
黒塗りのジャガーが僕の前に止まり…。
後部座席のパワーウィンドウが開いて、中から老紳士が顔を出し…
「キミはいい目をしている…。少し時間はあるかね?」
その場は時間がなく、改めて連絡くださいと名刺を渡すと…。
後日老紳士の秘書と名乗る女性から連絡があり、会いに行くと…。
秘書はモデルのように美しい女性で老紳士の元へ案内され…。
老紳士は病床の上で僕の手を握り、
「キミに後継ぎになってほしい」
とか細い声で言うので返答に戸惑っていると…。
秘書から、老紳士は大変な資産家であることを告げられ…。
「僕でよければ…あなたもとで世のため人のために尽くします。」
と引き受けることになり…。
老紳士から帝王学を学び…。
ある日、老紳士に残された時間があとわずかであることを知り…。
老紳士の世話をしながらも世界中を旅して残された時間を楽しく過ごし…。
「もう教えることは何もない」
という言葉を遺して老紳士は静かに旅立ち…。
老紳士の書斎で悲しみにくれていると、秘書がやってきて…。
僕を後ろからあすなろ抱きしながら
「あなたなら大丈夫。あなたはできる人…。」
と言ってくれ…。
そして、実は彼女は老紳士の孫娘でありることを告げられ…。
「ずっとお慕い申し上げていました。」
という言葉が終わる前に二人の影が一つになって…。
ということがいつ起こってもいいように…。
背筋を伸ばして真っ直ぐな目線で歩くようにしています。
エリーマイラヴ
男性/46歳/東京都/総帥(so sweet)
2018-10-15 15:11