社員掲示板

本日の案件

皆さんお疲れ様です!
本日の案件ですが、さかのぼること二十年前、上京してアパートで独り暮らしを始めた頃の話です。
翌日がビン、缶のゴミを出す日で、私は日付が変わる前にフライングよろしく、アパート前の集積所に設置されたカゴにビールの空き缶をカラコロと流し込んでいました。
すると「こんばんは」と女性の声。振り返ると、たまに見かける、アパートの二階に住んでると思われる年上の女性でした。女性もゴミを捨てにきたようで、私がこんばんは、と返すと、唐突に「あの、部屋にネズミ出ませんか?」と聞かれました。ネズミの気配すら感じたことはなかったし、当時うぶだった私は「い、いや、僕の部屋には出ませんけど」と素っ気なく答えるのが精いっぱいで、部屋に戻ったのでした。
一階で日当たりの悪かった私の部屋は湿気がひどく、対策として玄関とベランダ窓を開け放って風の通り道をつくっていました。しかしそこを通るのは風だけでなく、近所の野良猫もいたずらに入ってくることが多く、ひどい場合は二、三匹で僕をよそに部屋でかくれんぼ的な遊びをする始末でした。
その中でも毎日のように顔を出す一匹の猫を、僕は勝手に「ミー」と呼び、たまにツナ缶を与えたりしていました。頻繁に猫が行き来するので、僕の部屋にはネズミが寄りつかなかったのかも知れません。
もし今、空き缶を出したあの夜に戻れたらこうです。

僕「ムム、ネズミがでましたか、それはいけませんね。ところで猫はお嫌いですか?」
女性「え?嫌いじゃないですけど」
僕「それでしたら話は早い、すぐにハンターを連れてそちらに伺います」
女性の部屋でネズミをしとめるミー。チューチューからのお礼のチュー♡
からの初デートはディズニーランド。
以上、あれから何十回と思い返したことのあるアラフォー男の妄想でした☆

板橋のトム・ビショップ

男性/45歳/東京都/会社員
2018-10-15 16:24

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