茹で方
ほうれん草を長いまま、根だけ切り落とします。
葉に泥がついていないか、茎に泥が入り込んでいないか注意しつつ、根に近いところは念入りに洗います。
向きと高さを揃えて、茎と葉の境目あたりを輪ゴムで縛ります。
たっぷりとした鍋にお湯を沸かします。ほうれん草がゆるやかに泳いで、ほうれん草全体を投入しても出来るだけ沸点が下がらないだけの量です。
塩はお好みで。入れなくてもかまいません。
別途、大きめのボールにたっぷりの氷水を用意します。
コツは、出来るだけお湯の温度を下げず短時間で茹でて、出来るだけ氷水が溶けないように終始、氷温の水で短時間で冷すこと。
ほうれん草の旨味や、鮮やかな色が失われず、食感よく仕上がります。
お湯が沸いたら、塩を加え、葉の部分を手で持ち、茎の方から先に茹でます。
10数秒、茎が軽くしんなりしたら、すべて投入します。
ほんの数秒、すぐに上げて、氷水に投入します。
氷水を潜らせて、冷めたら、軽く絞ります。『軽く』とは、水けは完全に抜きますが、ほうれん草自体を痛めて成分を絞り出さないぐらいの力加減です。
お好みの長さに切ります。
おひたし、ごま和え、白和え、すまし汁の浮身。蒸し煮のあんかけのあしらいなどには、鮮やかな色としゃきしゃきした食感がよろしい。
秘書の言う通り、酸味は合わないと思います。
酢酸がほうれん草の『シュウ酸』や鉄分に反応して苦くなるし、色もすぐに黒くなるから。
例外は甘めのゴマドレッシングぐらいでしょうけど、だったら、ゴマ和えか、しゃぶしゃぶのゴマダレのほうが美味しいと思います。
おひたしにゆず皮などあしらって、香りだけ酸味を感じるとかね (*´∀`)
コーギモモ
男性/58歳/神奈川県/飲食業
2018-10-17 01:34