佐々さん。
先週 『佐々淳行さん』が亡くなったという知らせを聞いた。
うちの常連のお客様から(笑)
喪服でランチにお越しになったから「お葬式帰りですか?」と聞いたら「えっ?!」と。
「親戚だったんだよ」と聞いてビックリ。
肩書きは『作家』ということになるのかな。
警察官僚として『安田講堂』『あさま山荘』『よど号ハイジャック』など経験され、外務省出向、防衛庁出向などの国際経験から、アジア諸国、ホワイトハウスにもパイプをもち、国際情勢に精通し、機動隊運用のプロフェッショナルとして、内閣安全保障室長などを歴任。
引退後も執筆活動や、思うところあれば現役の政治家に意見を述べることも厭わず。むしろ歴代 総理に意見を求められることも。
英語の『クライシス・マネジメント』というワードを日本で初めて『危機管理』と訳した、言葉の生みの親でもある。
映画『突入せよ! あさま山荘事件』原作者にして主人公・役所孝司のモデル。
長らく週末のズームインスーパーで、ニュースコーナーのコメンテーターをしていたから、温厚な顔を覚えている人も多いかもしれない。
僕は60年代生まれで、ギリギリ、あさま山荘のテレビ中継や、三菱ビル爆破事件など、かつて日本にあったテロの映像をなんとなく覚えていました。
しかし、小中高と日本史の記憶でも、縄文から明治維新までは、やたら力が入ってるくせに、大事な近代史となると、3学期の末も末になって適当にあしらわれて、ヘタすると「春休み中に読んでおいて下さい」などと言われる始末。
今にして思えば、教師の中にも『元・闘士』みたいな『レフトスタンド側』の方が混じってたのかもしれないけど(笑)
とにかく反安保闘争、学生運動など。
あれはいったいなんだったのか。その答えを生き証人である佐々さんの著書に求めたのです。
ま、
事件は事件として、
何があったのか、は、わかった。
壮絶。
そして今現在に至るも、
誰が無責任なのか、も、わかった。
ふー( ̄ー ̄)
あとは、ビジネスマンとしては、
曲りなりにも『マネージャー』のハシクレとして『マネジメント』の極意について、とても勉強になりました。私淑している『心の師』でありました。
お疲れ様でした。
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2018-10-20 10:45