今日の鼻歌
【 グラマラス・ライフ / シーラ・E 】
高校3年か、社会人1年くらいか。
いきなりヒットチャートに飛び出た感じでした。
ラテン系の美人さん。
実は歌手デビューの前から、希代の名パーカッショニストで『ティンバレス』っていう打楽器の名手。
叩きながら歌うところが、カッコ良かったです。
もう、イントロのフレーズが一度、聞いたら忘れられないくらい印象的で。
今でもこのフレーズを口ずさむと、掃除、窓拭き、その他、鼻歌としては単純作業に絶大な効果があり、とてもはかどります(笑)
それゆえに、当時は、後に続く曲をシーラが出しても、この曲のキメフレーズの残像がぬぐいきれず、
典型的な『一発屋』の構図を呈してしまいましたが。
まぁ、歌がうれなくったって、パーカッションの仕事はいくらでもあったわけで。その後はあの『プリンス』のサポートで、ドラムやパーカッションを担当していました。
そういえば、
この曲が出る2年くらい前に、高中正義さんの横浜スタジアムのライブで来日していたのを生で見たことがありました。
ナラダ・マイケル・ウォルデンというやはり、ドラムの名手が高中さんのアルバムをプロデュースして、シーラもバンドメンバーの一人だったんです。
このバンドにはTMスティーブンスという有名なベース奏者も参加していて、実は凄いメンバーだったのですが、当時の僕はまったく知りませんでした。
当時はナラダもシーラもスティーブンスも、みーんな垢抜けない田舎のおじさん・おばさんみたいな感じだったんだけど。
プロデューサーのナラダはその後、アレサ・フランクリンや、ホイットニー・ヒューストン、マライア・キャリーでヒットをバンバンだして売れっ子プロデューサーになりグラミー賞を獲り。
TMスティーブンスも、ド派手なメイクと衣装で売れっ子ベーシストになり。
シーラは『グラマラス・ライフ』がバカ売れ。
みんなカッコよくなっちゃって、
やはり派手に売れると、カッコも良くなるんだなぁ、と思って見てました。
コーギモモ
男性/58歳/神奈川県/飲食業
2018-10-25 00:53