報告
【 報告は私情・私見をまじえず、見たままを伝達すべし 】
これまた例の「佐々淳行さん」の言葉です。
例えば、何かマズい事態を上司に報告する時。
ついつい「いや、私は止めろって言ったんですけどね」などと、尾ヒレをつけたくなるもの。
かく言う、私も(。-∀-)
月に一度、月例の営業内容について報告をするのだが。予算に達してればよし。予算に足りない時は、最大限、数字は良い風に解釈し、てか、言い訳に使えるデータばかり収集しては、くどくど核心をつかない文章ばかり書いています(笑)
いかんいかん(*´∀`)
1970年 11月 ー
作家の三島由紀夫が、私兵集団『盾の会』を率いて、市ヶ谷の自衛隊駐屯地へ侵入。基地総監を人質に総監室に立て籠る事件が起きた。
三島は自衛隊による憲法改正のクーデターを企図し、総監室からバルコニーへ出て、集まっていた自衛隊員たちへ決起を訴えた。
しかし、返ってきたのは冷笑とヤジばかりで「決起は成らず」と見た三島は、総監室に戻り、割腹自殺を敢行、同行していた盾の会のメンバーから首に介錯をうけて絶命する。
その間、警察無線では三島の安否について情報が錯綜する。
『死亡』と確認するには、監察医による診断が必要だが、総監室にはバリケードが築かれて容易には近づけない。
「死んだ」「死んでない」
上層部としても「鎮圧せよ」なのか「逮捕せよ」なのか「救護措置を取れ」なのか命令も定まらない。
そんな中、佐々さんの元で情報収集を行う、通称『コンバット・チーム』の宇田川警視から、決定的な通信が入る。
「 三島の首と胴体の距離 、約1m、以上 」
まー、なんというか、
リアリズムの局地というか(笑)
これ以上、簡潔で凄い報告もそうそうあるまい。
凄かったのは時代でもあるのか。
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2018-10-28 13:03