人生の悩みねぇ
「頑張ってるのに成長できません、どうしたらいいですか」
という質問に対して。
『才能がないんですね。
辞めちゃえばいいと思います。』
という答えがあったとします。
そう言われてあなたは?
1. 辞めようかな……
2. いーや!ここで辞めるのは悔しい!好きで始めたことだし、もう少し続けたい。
2.ならば職人に一番大切な『続ける才能』があります。頑張って6年は無心になって頑張ってみたらいいと思います。
『無心』というのは「働き方改革」「給与」「労働時間」「休みの日数」など一切を考慮しない、ということです。
それは『勤務』のことだから。
職人というのは勤務ではなく、勤務を含めた『生き様』のことですから。
例えば僕は30年、同じ仕事をしています。
1年坊主から、立場が上がった今でも、朝は窓ふき、床はき、トイレ掃除をしています。
確か6年目だったかな、
心の底から「自分には料理の才能がない」ことに気がついて、思い知りました。
それからは、思いつきの創作料理の道は斬り捨て、愚直なまでの伝統料理に身を捧げる決意をしました。
努力の仕方も、なんとなく「ふんふん♪」と本を読む程度だった知識を、ノートに10~100回、記入して叩き込むような覚え方にしました。
それからは成長が少しは実感できるようになり、自分の存在意義も過信しなくなりました。
だから。
6年以下しか頑張っていない人に、僕は「甘ったれてんじゃない」という権利を有する。と思って、指導しています。
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2018-10-28 19:33