就職面接の思い出
本部長、秘書、リスナー社員の皆さんお疲れ様です。
面接の思い出といえば就職活動をしていた時のこと。カメラマン志望だった僕が受けた会社は写真スタジオだったのですが、当時の僕はデザインの専門学校に通っておりカメラは先だけど技術も知識もほぼゼロの状態でした。
面接をしてくれた写真スタジオの社長さんにデザインの専門学校に通っているがカメラマンになりたいので面接をしてくださいと直談判。
スタジオの社長も快くOKしてくれたのですが、面接でなんだか話が噛み合わないな…と思っていたらどうやら写真の専門学校生と勘違いしていたようで…。しかしその場で違いますとも言えるわけもなく、写真の専門学校生という事でその場はやり過ごしました。
そのスタジオには12年間勤め、今現在はフリーランスカメラマンとして活動させていただいているのですが、退職ひと月前に会社が開いてくれた送迎会の時に社長に面接の時の小さな嘘の事を打ち明けました。
社長は『そんな事面接の時に気づいていたよ。そんな事よりもうちの会社を選んでくれたその心意気をかってアンタを採用したんだ。だからうちで過ごした12年の経験を無駄にしないようにこれから頑張るんだよ。』
と言ってくれました。
自営になってみると人一人を雇う大変さを痛感しています。
あの時社長が僕の心意気をかってくれたように、僕も誰かの夢への道を作ってあげられるような人間になりたいと思っています。
タクマのキムラー
男性/40歳/岡山県/自営・自由業
2018-11-07 17:47