今日の鼻歌
【 ロスト・スターズ / キーラ・ナイトレイ 】
NYを舞台にした『はじまりのうた』っていう音楽映画の主題歌(挿入歌?)
少し孤独感もあって、
しっとりとして、
秋の夜長にもぴったりですよ。
キーラ・ナイトレイが演じる主人公は、新人歌手の彼氏にくっついてイギリスからやってきた普通の女の子。
ところが、彼氏はすぐ売れっ子になり、調子に乗って事務所の女の子に手を出し、彼女はフラれてしまうのですが、実はキーラちゃんにはシンガー・ソングライターとしての才能があって……という話。
失意でイギリスへ帰る前に、ヤケっぱちで歌ったライブハウスで、彼女に目を付けたのは『元・敏腕プロデューサー』で、今は落ちこぼれの飲んだくれ。家族にもレコード会社にも愛想を尽かされかけてるオッサンなのでした。
オッサンのおかげで歌う楽しみを覚えて、新たな夢を叶えようとする女の子と、彼女のおかげでプロデューサーとしても『父親』としても再生していくオッサン。
とまあ (笑)
『 段平のおやっさんと 矢吹丈 』みたいな、
使い古された設定ですがね (。-∀-)
女優であるキーラ自身が、劇中、役柄のままに歌う、歌たちがとても良い。
「ありきたりの陳腐な物語に、下手くそな歌」と酷評している評論もあったけど。そりゃ、マライア・キャリーのように上手ではないけど、ノラ・ジョーンズのように心にスッと入る、味のある歌声なんですよ。
それに「スタジオを借りる金がないから」とオンボロ車に機材を積んでNYのあちこちでゲリラ・ライブをしながらインディーズのアルバムを制作する、という設定は面白かった。
映画に感動した人の中には『聖地巡礼』する人もけっこういるらしい。
こういうファン心理は、
日米、似たようなものですね (*´∀`)
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2018-11-09 05:32