シネマの神は細部に宿る
かなり昔のコメディ映画ですが。
【 裸のガンをもつ男 】っていう映画がありまして、あまりに面白かったので、3回くらい観たんですけど。
回を重ねるごとに、本当によ~く見てないとわからない、画面のはじに描かれた “小ネタ” ギャグやら、長~い伏線が後々でオチにつながるところなど『発見』があって、おそらく監督はじめ、現場スタッフはキャッキャ言いながら楽しんで撮っていただろうことは想像にかたくないのですが「こんなネタ、普通に観てたら、気がつかないだろ!(笑)」って、彼らに突っ込み入れたくなりました (*´∀`)
もしかしたら
今観てもあらたな発見があるかも(笑)
「映画は2度、3度、観るにことが大事」という師匠の言葉に従い、というか、気になった映画を何度か繰り返し見ることの効用もわかっているつもりなので、別に「もったいない」とか思うことはなくて、むしろ気になってもう一度観たくなった映画は間違いなく二度目のほうが面白いんですよね。
そんなこんなで
勢い【 君の名は。 】を小屋で9回も観てしまったワタシですが、あれは劇場で観ておくべき映画であって、DVDやオンデマンド配信ではまだ一度も見ていません(笑) 一度、彼女さんが見たいというので有料配信をDLしましたけど、僕は途中で寝てしまい(笑)
あの映画の公開当時「別にアニメなんかDVDでいいじゃん」という意見も何度か目にしましたけど、そういう人たちには「おあいにく様」と言いたいですね。
4つお団子が並んでて、3つまでが、わかりやすく甘く、そこそこに美味しいお団子なら、4つ目を食べる意義もなく、そういう映画はたいがい途中で寝ちゃいますね。最近は粘りがないので。
ところが2こ目が辛口だったり、二本目を食べたら実は3こ目が激辛だったり、4こ目で甘口に戻ると、とてつもない安心感が生まれたり、そういう映画はもちろん寝てしまうことなく、むしろ80分や90分の上映時間が120分以上に感じることも多いです。
そんなわけで
【 止められるか、俺たちを 】二度目を観て来ました。一度目は反発も、違和感も、わからないこともたくさんありましたが、二度目はそういうところが好きになりました。
出会い、とは、いつもこんな感じです。
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2018-11-11 22:26