本日の案件
皆さま、おつかれさまです。
この時期になると毎年ドタキャンの苦味を思い出します。
それは4年前の12月、数億の案件をかけたプレゼンでした。
プレゼンは私と社長で参加する予定でした。
本番の何日も前からストップウォッチを片手にプレゼンの練習、練習、資料の編集、編集…
社長や同僚に厳しい意見を頂きながら、徹夜もして作り上げた企画書でした。
「失敗してもいい。俺が付いてるんだから思いっきりやれ!」という社長の言葉に涙しました。
本番当日、プレゼンは10:00から開始。
9:30に社長と待ち合わせをしてました。
私は緊張のあまり待ち合わせ時間の20分も前に着いてしまいました。
社長の到着を待つ間、心の中で何度もセリフを繰り返し練習していると、待ち合わせ時間を過ぎていました。
周りを見回しても社長の姿はなく、着信もない。
来る途中に何かあったのか?と不安がよぎり、すぐに社長に電話しました。
数回呼び出し音が鳴ったあと
「おぅ、どーした?」
「あっ、おつかれさまです。今どちらですか?」
「ん?、事務所だけど…」
「え?…え?、ほ、本日プレゼンですが…」
「……」
しばしの無言の後、社長の口から
「おまえなら1人でもやれる!」
ガチャ、プープープー…
がーん
目の前が真っ暗になり、頭の中が真っ白になりました。
ウソでしょ?ガチ?
本番まであと10分。
もうあがいても仕方ない。
覚悟のスイッチON
リスナー20名に対して単独で挑みました。
結果、完璧なプレゼンをこなしたつもりでしたが、見事に落選…
やりがいはありましたがドタキャンには懲り懲り苦〜い思い出です。
すぺーすらむ
男性/47歳/東京都/会社員
2018-11-13 18:05