今日のマンボウ(笑)

【お祭りマンボ / 美空ひばり 】

そういえば、うちの亡くなった母は、
生前、美空さんが大嫌いだったんですが(笑)

「美空ひばりは偉そう」だという。

確かに「紅白歌合戦は卒業する」と紅白出場をボイコットした最初の歌手でもありましたし。歌番組のトークで不機嫌そうな顔をよくしていました。

しかし、美空さんが不機嫌なのは、例えば司会の女子アナが、司会者として“素人”だった時であり、おそらくはディレクターなどから「美空ひばりは大御所で気難しい」などと言い含められているであろう、女子アナの「うちの母が美空さんのファンで…」などという、明らかな『お世辞』によって美空さんの不機嫌がさらに拍車がかかる様子が見てとれました(笑)

昔は生歌のイントロに乗せて、20秒なり30秒なり、しっかりと尺に合わせて曲紹介のナレーションを収めるような『プロの司会者』がいたものです。

あるいは共演している歌手にあまり歌の上手くない歌手がいるとか(笑)

例えば三人娘と呼ばれた、盟友、雪村いずみ と 江利チエミに対しては、互いに実力を認めあっていたし。

後々、美空さんはとにかくファンを大切にすることでとても有名ということを知りました。

あるいは、とんねるずのラジオに出て『タカ＆ノリ＆オジョー』なんて、はしゃいでいたり(笑)

つまりは、美空さんが関わりたかったのは、一緒に仕事すべき徹底したプロと、自分を徹底して愛好してくれるアマチュアだけだったのではないかと思います。

『半端なプロ』が嫌い。

それはすごく、解る気がします。

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