駐車場にいた恩人は僕のタイプの美女でした。
本部長、秘書お疲れ様です。
今日の案件ですが、あれはたしか一昨年のこと。
僕は医療機械の営業なのですが、千代田区の病院を担当していました。マナーとして病院周辺のコインパーキングに停めるのがこの業界の常識なのですが、高い場所だと10分500円という信じられない価格設定のところもあります。
その日は大事なプレゼンテーションがあるため気合いが入っており、早めに到着しいつものコインパーキングに停め、会場に向かいました。プレゼンテーションの結果、先生からも採用の声をいただき嬉しい気持ちいっぱいで駐車場に戻りいざ精算しようとしたその時。カバンをいくら探しても財布がない。。。。。
次もアポイントが入っていた私は焦り、通って来た道をもどり探し、昨日の記憶なども辿ると、家に忘れて来たことが判明。。
絶望し、パニック状態になり車周辺にたどり着いたところ同じ製薬企業の営業のとてもタイプな女性と出会い、もし良かったらお貸ししましょうかと手を差し伸べてくれたのです。
借りる以外に選択肢のない私は1万円を借りることにし、後日必ずお返ししますと伝え名刺を頂戴し、その日はなんとか乗り切れました。
すごく最低ですが、とてもタイプな顔立ちをされており、また会えるという気持ちもあったのですぐに連絡すると、新潟から出張で来ていたとのことでお金は口座に振り込んで欲しいとのこと。
後日、言われた通り1万円を振り込みました。
あーあー直接御礼言いたかったなぁ。
直接お会いして御礼を伝え、付き合い、結婚し、共に人生を歩むという僕の夢は儚く散りました。
なかなかドラマみたいなことは起きないものですね。
ほわすと
男性/32歳/東京都/会社員
2018-11-20 15:31