刹那
相変わらず、
脳内ボヘミアンなわけですが(笑)
Twitterでね。
「なぜ同じ映画を何度も観るのか、理解できない」という意見があって。
そこにコメントがついて、
音楽に例えて「好きな曲を何度も聴くのと同じこと。ドラマが2時間か、5分か、の違いだけ」という人がいて「それはそうだな」と思った。
好きな曲の、好きなサビのフレーズがあったとしても、そこに至るまでにイントロ・Aメロ・Bメロが必要なわけじゃないですか。
2時間のドラマだとしても、一番好きなシーンに至るために前後2時間が必要なんですよね。
僕は『君の名は。』で冒頭のOP『夢灯籠』で、洋次郎の声が「 ♪あぁ、このまま僕たちの声が~」の歌い出しのところで毎回、鳥肌が立つ。
極論すればあの一瞬を味わうために9回、劇場へ通ったわけです(笑)
ボヘミアンで言えば『舞台裏からステージへと出ていくミュージシャン』という描写がたまらない。
コンサートを見に行って、一番『わくわくする瞬間』って、それは個人的に一番好きな瞬間でもあるんだけど、
袖や舞台裏から、ミュージシャン達が出てきて、定位置について、楽器を持って、譜面を確認したり用意して、顔を見合わせて 「 さて、ボチボチ 行きますか 」で、ジャーン♪って最初の音が出るまでの瞬間が一番好きなんだよ。
曲りなりにも僕はアマチュアミュージシャンで、演じる側でもあったから、そちら側としても、袖から客席の客入りを見て、ステージへ出ていく瞬間はワクワクしたものです。
また、あの瞬間を味わいたくなって、近いうちにボヘミアン・ラプソディを観てしまうんだろうな…(笑)
と、そんな気がしています。
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2018-11-30 15:29