博物館のレストラン

はじめまして。
いきなりですが、博物館や美術館に併設してあるレストランって、やたらと値段が高いイメージがありませんか？
私は趣味でよくそういった施設をめぐっているのですが、自分のようなアラサー男性が最も好む
「コスパ」という意味では、ちょっとな〜というなお店が多いのが事実だと思います。
そんななか、私が唯一皆様におすすめしたいのは上野、国立科学博物館の「ムーセイオン」というレストランです。
国立科学博物館略して「かはく」に入っているムーセイオンは、子連れのファミリーでも気軽に入れる値段設定。スパゲッティミートソースやカレーは600円から楽しめますし、天丼セットも1,000円でなかなかのボリューム。お味のほうも、上野の名店精養軒が運営をしているのでお値段にしては美味しい方だと思います。

そして、ムーセイオンで何よりもおすすめしたいポイントは、なんとこのお店、クジラの実物の骨格標本を見ながら食事をすることができるのです！
窓際の席が、国立科学博物館の１階部分を見下ろせるようになっていて、迫力のビューはめまいがするようです。
ここにいるマッコウクジラは、日本の砂浜に迷い込み打ち上げられて亡くなってしまった個体を、大切に骨格標本にしたものです。
こんなものを見ながら食事ができるのは、日本でもおそらくここだけでしょう。ちなみに、会場の奥の方には寄生虫にとりつかれたクジラの胃袋のホルマリン漬けもあるので、そこは食事中には見ないようにすること。

ぜひみなさま、国立科学博物館へ行って、ムーセイオンの窓際で食事をしてみてくださいね。
って、グルメの話題じゃなかったかなこれは。。

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