忘れられない手紙
本部長、秘書、リスナー社員の皆様お疲れ様です。
本日の案件、大事な手紙は色々ありますが、今からかれこれ20年数年前。
当時、アパレルに就職しアクセサリー販売員として、デパートの店頭に立っていました。
最初はお友達の付き添いで来店された男性のお客様。
私が店舗移動になっても来てくださって、頻繁にではないですがアクセサリーを買う時は私からと決めているんです。と仰って下さってました。
私がその会社を退職する時、お得意様に自宅住所を記載してお礼のおハガキを送りました。
お返事を下さるお客様や、一緒に遊びに行ったりしたお客様もいらっしゃいました。
そのお返事の中の一通が、その男性のお客様からでした。
これから地元に帰ってパティシエの専門学校に通う事や、今までの接客への感謝を丁寧な字で書いて下さいました。そして、『自分はだいぶ年下ですけど、いつか自分の店を持ち、あなたの様に自信を持って商品をお店に出せるようになります。それまで待っていてくれますか?』との一文が…
当時の私は、その方のお気持ちに応えられないなと思い、返事は出さず、その方からもそれきり連絡はありませんでした。
もう、お互い良い年ですが、今頃、目標としていたパティシエになられているだろうなと、時折思い出します。
楽しく更年期
女性/51歳/千葉県/会社員
2018-12-13 12:40