本日の案件
皆さまお疲れ様です。
高校1年生のとき、父からもらった手紙が忘れられません。
僕は高校入学後、晴れて憧れだった野球部に入部しました。甲子園常連の強豪だったため、練習はキツく、帰りも遅いときは日を跨ぐときもありました。
入部して2週間ほどして、甲子園に行きたいという気持ちよりも、この生活から抜け出したい、辞めたいという気持ちの方が大きくなり、本気で退部を考えました。その気持ちを父に言ったところ、かなり怒られました。
しかしその翌日、僕の机の上に1通の手紙が。そこには、「昨日は怒って悪かった。でも君が小学生のときから夢見ていたことを投げ出そうとするのを見てそれでいいのかなと思った。練習で辛いことや愚痴があれば家で吐きなさい。そのための家族です。」とありました。
高校野球は辛いことが多かったですが、なんとか親の支えもあり、3年間辞めることなくやり切ることができました。今でも弱気になりそうなときはその手紙を思い出しますし、いつしか自分が家族を持ったとき、そう言えるようになりたいと思います。
おちゃけん
男性/32歳/愛知県/会社員
2018-12-13 12:42