忘れられない手紙案件
皆さま、お疲れ様です!
本日の案件ですが、私の忘れられない手紙は、大学受験前に父からもらった手紙です。
私の父は、感情的ではなく理論的。昔から何か辛いことがあっても「大変だったね」と感情に訴えるよりも、「問題を羅列して整理しよう。そこから解決策を書き出してみるんだ」と、理論的に話すような父でした。
そんな父から唯一もらったのがその手紙です。
実は大学受験日の一週間ほど前から、私は1人で日本に受験に来ておりました。家族は海外駐在中でしたので、1人で帰国したのです。
正直、とても心細かったです。そんな私に、母が「受験前に読んでね」と手渡してくれた手紙の中に、こっそり父からの手紙が入ってました。角ばった字で書いてある内容は、やはり理屈っぽかったですが、最後に「私はあなたを誇りに思ってる。頑張ってこい」と大きな字でありました。涙が止まりませんでした。そして、手紙と一緒に『大吉』と書いてある、五円チョコが入っており、父らしいな、と続いて笑みがこぼれました。
そして、受験は無事合格しました!
今でもその手紙と五円チョコの包み紙は大切にしまってあります。ただ、照れくさいので父には手紙のお礼を言えてません。この場をお借りしまして、父、あの時は手紙をありがとうと言わせてください。
ペンギンガール
女性/37歳/神奈川県/医療事務
2018-12-13 15:01