昨日見た旧車たち…
青梅でハコスカ2000GTハードトップフルレストアを見ました。完全オリジナルでメッキ部品もピカピカ、ボディカラーも実車の黄色がかったオリジナルホワイトでした。
今のような真っ白が出てきたのは90年代に日産が中古車のセドグロを売る際に真っ白を開発してフルペイントで塗って売ったのが最初で、それまでの白は少し黄色がかっていました。開発者のちょっと黒を入れたことで成功した。小豆を煮るときにちょっと塩を入れるようなものだと言われて、本人は渾身の説明だったかもしれませんが周囲は「そうなんだ…?」程度でした。
圏央道で2TGの86レビンがエンコして路肩に寄せていました。途方にくれていましたが旧車に乗るならば応急処置くらいできるようになるべきです。昔の車は電気仕かけの要素が少ないので動かす程度は何とかなるものです。ディスビや燃料ポンプをぶん殴るとか、パンストでベルトを作るとか…(笑)
東北道で4AGの86トレノが元気よく走って行きましたが、車高調嫌いの自分からすれば手を入れすぎで面白い車に仕上がっているように思いません。
最後は関越練馬で117クーペの完全オリジナル仕様。この車のボディーパネルは職人が板をハンマーで叩いて形を作る「叩き出し」という手法で出来ています。もうこの技術で車のパネルを作るメーカーも職人もいませんので潰してしまうと修理ができません。軽いものならパテ埋めして再塗装という手がありますが、曲線の塊である117クーペでそれを行うと不自然な歪みを生じてしまいます。ほぼ無傷のオリジナル117クーペをひさびさに見ました。
箱スカと117クーペは良い目の保養をさせていただきました。
FUJI2
男性/66歳/東京都/自営業と自由業は違うんだぞっと…個人事業主さまは言ってみる~
2018-12-16 11:23