青い山

英語では高貴なことをノーブルといい、品格のことを クラス というらしい。

高貴とは、地元の名士として地域を守るために、税金を運用したり、政治参加したり、家族としての在りかたを示したり、そのために必要あって学業を修めたり、雇用を創設したり、原資を稼ぐための事業を行う者をいう。

時には、自ら先頭に立ち、命をかけて戦ったり、私財をなげうって貧民を救済する。そうした思想や行動を『ノブレス・オブリュージュ』という。

地域を守る義務を果たし、いざって時に頑張ってくれるから、市民は彼らに日頃の贅沢をさせてやってる、と言ってもいい。

だからノーブルならばクラスがなくてはいけない。

海外ではそうした思想が根本にあり、俳優、歌手、プロスポーツ選手など、より多く資産を形成した者は、必ずお金を寄付し、ボランティアを行う。そうしないと「ノーブルのくせにクラスがないヤツ」として激しく批判されるからである。

その意味では、現代日本であてはまるのは天皇家くらいかもしれない。家族らしさを守り、ふだんは祭事を行うくらいだが、ほぼ100年に一度くらいのサイクルで、内政や外政で日本国家がピンチになった時には、その時の天皇陛下が矢面に立つ。あるいは、やむなく担ぎ上げられたのかもしれないが、必ず義務は果たされる。

僕は天皇陛下とは、そうした我が日本の「安全装置」であらせられるとして敬っています。


そんなノブレス意識の薄い日本でも、
僕が子供の頃は、いわゆる『由緒正しいお金持ち』と『成金』とは区別されていた。

ある種の窮屈さや、正しさや、責任感をもって、お祭りや学校へ寄付したり、町内会長やPTA会長になるのが『お金持ち』

一代で財を成したわりに自分たちのためだけに私財を使い、なおかつ、それを自慢気に、下品に、平然と隠しもしないのが『成金』

「あそこの家は成金だから」と陰で蔑まれた。

僕の経験上
『あの辺り』って、うちの店の周りと違って『成金』が多い印象だね。もちろん、決めつけるわけではないけど。。。


皆さん、お忘れなく。

クラスに欠けた行動・発言をする成金に対して、貧乏人は『ノーブルのくせにクラスがないヤツ』と批判するのが正しい。


頑張れ区長！＼(^o^)／

100億、使ってしまえー！

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