何度でも聞けちゃう案件

本部長、秘書、社員のみなさま、おつかれさまです！

本日の案件ですが、私の祖母の話です。
祖母は一人息子である父のことを溺愛しており、何としても慶応幼稚舎（慶応大学附属の小学校）に入れたかったそうです。しかし一人っ子としてのほほんと育った父はあっけなく不合格。

祖母は相当悔しかったらしく、慶応幼稚舎の制服に似せた洋服を自作し、それを父に着せて近所の公立小学校に通わせていたそうです。
父もしばらく何の疑問も持たずにそのままその制服風私服で登校していましたが、あまりに周りにいじられるので「何かおかしい」と気付いて止めたそうです笑

祖母はスーツなども作ってしまうほど洋裁が得意だったのですが、その才能の無駄遣いっぷりと、それを嫌がらずに着た当時の父の可愛さが相まって、私の大好きな話です。

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