AI案件。

本部長、秘書、リスナー社員の皆様、お疲れ様です。

私の仕事、タクシー業界は、現在、配車アプリの登場によりAIに支配されつつあります。

お客様の行動パターンから、タクシーの利用頻度を収集し、そのビッグデータから、確実にお客様をお乗せできるという理論上完璧なシステムが出来つつあります。

しかしながら、流しで鍛えた、人混みの中から、お客様を見つけ出す技術は、まだAIに負けていないと思います。

みんながみんな、スマホでタクシーを呼ぶわけじゃないし、かといって、手を上げてタクシーを止めるわけではない。

そういう、偏屈、いや、面白いをお客様が、長距離乗る場合が多いので、見つける技術はAIがどんなに進化しても私に敵わないと思います。

なぜ、乗ると分かったとの声が聞けた時は思わず、タクシー運転手冥利につきます。

そのうち、画像認識でわかるようになるかも知れませんが、私の目が黒いうちは大丈夫かなと思ってます（笑）

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