今日の鼻歌
【 経済情報 83’ / カシオペア 】
たぶん40代以上の方はご存知かと思いますが、『カシオペア』というバンドがいます。
何度かメンバー変更を経て、現在も活動中ですが、彼らの全盛期は1982~1992の10年間がベストかなーと思います。
当時は日本屈指のバンドでした。
10代 20代の頃、僕が一番夢中になったバンドです。
『ジャズファンク』という、ロックとジャズとR&Bを融合したようなジャンルのインスト(器楽のみで歌なし)の音楽。
「歌なんかなくたっていいんだ」というくらい美しいメロディ。ノリの良いアレンジ。圧倒的な演奏テクニック。
そして何よりライブパフォーマンスが最高なのです。ライブが とにかく楽しい♪
デビュー当時、400人規模のライブハウスからスタートしたライブ会場は、口コミで5年後には1万2万人規模に膨らんでいました。
とはいえ。
『歌なし』の音楽は「歌詞が良いから売れる」という支持層を放棄しているわけで、ゴールデンタイムのテレビにはかかりにくく、ドラマの主題歌にもならず。ラジオもテレビもほとんど民放からはおよびがかからなかったのですが、なぜかカシオペアはNHKには受けが良く、総合テレビやNHK-FMなどでライブ中継などもありました。
たぶんNHKは視聴率を気にしないで、作るものの完成度だけ気にすればよいから、完成度でいえばカシオペア以上のバンドはありませんからね。番組制作者に好かれたんでしょう。
この曲もそうしたモノのひとつ。
番組のテーマ曲でわずか40秒くらいのジングルですが、書き下ろしのオリジナル曲。
リーダーの野呂さんの作曲・編曲センスの良さ。
息の合ったバンドとしてのレベルの高さなど、
カシオペアのエッセンスが凝縮されています。
もちろんシングルカットなんかされてませんが、やはり好きな人はいるようで、当時の音源を動画サイトにアップしてる人がいて、聴くことはできます\(^o^)/
良い時代になりましたね(笑)
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2019-01-16 23:27