24年目の後悔……。
あの忌まわしい阪神淡路大震災からもう24年の歳月が流れた。
私は学生時代は大阪に住んでいたので、今でも関西に友人が大勢いる。
震災のニュースを知ったのは大阪から父の実家の神奈川に引っ越した翌年の1月17日の朝だった。テレビをつけて愕然とした…神戸の街は火の海、まるでオモチャのようにねじ曲がった阪神高速道路…思わず神戸に住んでいる友人に電話をするが不通。後日、学生時代からの友人17名が命を落としていた事を知らされた。
…何という無力感、何という悔しさ、もし私が地震の起こった時に向こうにいたら神戸に住む何人かを被災地から連れ出せたかもしれない…そんな後悔と懺悔の時を私は忘れない。
その後、東日本にも未曾有の大震災が起こり、阪神淡路大震災がみんなの記憶から薄れてしまいがちだが、我々はあの日、あの時を決して記憶から消してはいけない。 …………合掌。
コロンボ
男性/69歳/神奈川県/自営・自由業
2019-01-17 14:45