お久しぶり!になるはずだった人
私には小3の時からの恩師がいて、28年間年賀状をやり取りしていました。
なかなか会えないままでしたが、年賀状で結婚、出産、転勤などの近況報告が出来ていました。
3年前の年賀状に「帰省の際はお電話ください」とあり、私も昔の話などもしたいなと思っていたので電話をしようと思っていたのですが、妹の結婚式があったりバタバタしていて「来年にしよう」と思っていました。
次の年の年賀状には「先生は富士山に登りました。まだまだ元気ですよ」とあったので「よし!今年の帰省では電話しよう!」と思っていたのですが、その年は妊娠がわかり、つわりが酷くて会うことが出来ず。
なかなか会えないなぁと思っていた矢先、見たことのない名前での喪中ハガキが届きました。よくよく見ると、その恩師の奥様からで、恩師が亡くなったことを知りました。
ハガキを見てしばらくは声も出ず、動けませんでした。
「お久しぶり」になるはずだったのに会えないままお別れしてしまったことが本当に悔やまれて、恩師が亡くなって2年経ちますが、今でも後悔の気持ちでいっぱいです。
会いたいなと思った人にはすぐに会わないとダメだ!と思い、帰省した時は地元の友達や祖母になるべくたくさん会いに行くようにしています。
今は広島に住んでいて、地元は札幌なのでなかなか帰ることは出来ませんが、会いたい人に会うのは本当に大切だと思っています!
どさんこマルコ
女性/45歳/北海道/会社員
2019-01-17 17:43