社員掲示板

忘れてはいけない。と言うけれど…

本日、1月17日は阪神・淡路大震災が発生して
24年が経過します。

兵庫県地方を中心とする広いエリアで甚大な被害、死者数は6400人を超える自然災害となりました。
死者のうち、約8割は倒壊した建物の下敷きや地震火災による逃げ遅れによる一酸化炭素中毒により多くの尊い命が失われました。

阪神・淡路大震災を教訓に日本で誕生したのが
NPO法人といわれる非営利活動法人の制度です。
NPO法人の制度化によりボランティア活動団体への活動資金の融資が利きやすくなることで、活動団体の基盤や体制が整いやすくななりました。

自分たちが住む地域は自分たちで守る。
地域のコミュニティが希薄にならないように、向こう三軒両隣の人付き合い、いわゆる顔の見える関係の構築が進められることにもなったわけです。

ただ、この顔の見える関係が思わぬ形で惨劇となった出来事が今年の年明けに報じられました。

NGT48山口さんの暴行事件です。

新潟県は、豪雪地帯に加え、世界最大規模のスケールを誇る柏崎刈場原発を立地しており、過去に発生した中越沖地震や糸魚川市の大規模火災などの教訓をもとに、地元住民の密接なコミュニティ作りが進められているのも現状だったのです。

自らの居場所を伏せることによって成り立つアイドル産業。
自らの居場所を知らせることによって成り立つ地域防災計画。

新潟県には、この二律背反するコミュニティを共存させることが求められていたのです。

もしも、災害の記憶を風化させてはならないとどうしても主張されるものならば、それは山口さんのような被害者を更に追い討ちすることになるのではないですか?

新潟県知事のおっしゃる、NGT48の正常化って何ですか?

コーポレートガバナンスを見直すことは、正常化ではなく、行政指導や行政命令に成るのではないですか?

自分にとって嫌な出来事は、どうしても思い出したくないのなら記憶の中から忘れても良いと思います。

絶対に忘れてはならないことは、同じあやまちを二度と繰り返さない事なのではないですか?

くろやん

男性/47歳/宮崎県/会社員
2019-01-17 17:45

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