これだから面白い
外交巧者の仏國、非論理的な日本國…
ゴーン氏は3社のトップに居座っていた方が身入りが良かった。だから日産とルノーの統合にはずっと反対していた。しかしルノー会長の任期は2018年までであった。そして大株主で議決権のある仏國政府から2022年までの任期延長の条件として日産との統合が条件になった。ゴーン氏はここで舵を切る事になり、それを嫌った日産の日本人経営陣から自分達が責任を果たしていなかった罪と恥をさらけ出してでもこれを阻止しようと日本國と手を組んだ…
資本主義社会ですから、会社は社員のものでも顧客のものでも無い。会社は株主のものであり、株主の意思が常に最優先される。とすれば日産の経営はルノーの意思が反映されなくてはならず、ルノーは仏國政府の意思が反映されなくてはならない。
日産としてはルノーの議決権を停止させるために増資してルノーの株式保有率を低下させる。あるいはルノー株を買い集めて出資比率を高めて議決権を停止させる…果たしてその出資をしてくれる引受先があるのかどうか疑問である。結局は仏國政府の道具になるしか無いと考える。
むかし日産の倒産危機の時に政府援助では今の日産は無かったと思うが、その時に見捨てた日本國がうまく立ち回って今の日産を救えるのか、これもはなはだ疑問である。
世界一の借金を抱え、高齢化社会で、政治家も役人もろくに仕事をしない、さらに外交は下手…
今年の新成人の60%が将来は暗いと答えたという。これは結構当たっているかもしれない。
明るいと答えた30%の理由がオリンピックと万博というのも短絡的で近視眼的思考でしかなく見えてしまう。
FUJI2
男性/66歳/東京都/自営業と自由業は違うんだぞっと…個人事業主さまは言ってみる~
2019-01-20 15:14