本日の会議テーマ「このお客さまこそこの神さまです案件〜超絶ホワイトだったあの客!
本部長・秘書・スタッフの皆様・社員の皆様、お疲れ様です
私の超絶ホワイトだったあの客といえば
私が初めてお金を貰って働いた某牛丼チェーン店でお客さんとして毎日のように朝食を食べに来ていたあの方です
仕事とはどんなものか、働くとはどういうことなのか、など、全く知らなかった私はしゃにむに与えられた仕事だけを毎日こなすのに精一杯でした
駅前の朝の牛丼屋さんってメチャクチャ混むんですね
この日もいつも通り席に着けないお客さんが次の席を待っている状態
私たち従業員はそれをさばくのに精一杯
お客さんの気持ちなんて考えている余裕などありませんでした
お会計時に「いつも頑張ってるね ありがとう」と小さなお菓子を手渡してくれたのです
何も知らない、分からない当時の私は何が起こっているのか瞬時に判断出来ませんでした
こちらとしては与えられた仕事をただこなすだけのなんの気持ちも入っていない状態での仕事
それを周りのお客さんからは「頑張ってるね」と評価してもらい、お菓子まで頂いた
当時にしてみれば100円もしないお菓子だったかも知れませんが、私からしてみたら自分の仕事が評価されたという一大事でした
その後、企業に就職し、人と人との出会いを何度も経験するに連れ、この大切さを実感しています
ほんの些細なことでも自分の感想を相手に知らせる
ありがたいと思ったら素直に「ありがとう」と言う
相手が疲れているようなら「お疲れさま」という
それが言われた側にとってどれだけ元気付けられるか分かったのは随分経ってからのことです
でも
これを教えてくれたのは紛れもなく牛丼屋でバイトしてた時のあのお客さんの振る舞いとあのひとこと
私にとっては神以外の何者でもありません
早朝トレーニー
男性/58歳/神奈川県/国の使用人
2019-01-21 17:54