お疲れ様です。

仏國は政府間交渉にはしないと発表しましたが、これにはいささか懐疑的です。「國として日本国に要求はしない。だから日本政府も口を出すな。そして我々は株主としての正当な権利を要求する。」ということではないかと思います。

仏國は２つの自動車グループがあります。PSA（プジョー、シトロエン、オペルなど）とルノー（ルノー、アルピーヌなど）です。2018年の国内販売シェアは前者が30.1％、後者に日産を加えて26.4％です。仏國は2040年までに内燃機関の全廃を表明しました。PSAグループは2019年末にEVとPHEVを販売する準備を進めています。しかし、日産にはゴーン氏の肝いりで進めたリーフが既に存在しています。同様に三菱も日産もPHEV車での実績を沢山持っています。すでにルノーの多くのプラットフォームが日産の技術供与で製造されていますので、日産車を仏國で製造することが可能です。しかしながら、そうなると内燃機関で必要だった部品メーカーは仕事を失い、残った下請け企業の仕事も仏國へ移転され、日本は多くの失業者を抱えることになります。

ですので、日本政府が日産をどうするのかが見ものです。トヨタによるマツダへの資本参加はABさんの一言で決まったと言われています。でも日産は既に大株主が存在しますので、門外漢としてはこの先が楽しみです。

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FUJI2さん、解説ありがとうございます(^_^ゞ
が、難しすぎてちゃんと理解できません。
要するに、リーフを自国生産したいから日産を手に入れて、エンジン車部門は切り捨てるという感じでしょうか。
カルロスと現社長の内部の権力争いかと思っていたら、壮絶な生き残り競争だっんですね( ´△｀)

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