社員掲示板

案件(ヤギ専務のおやつ)

むかし、ドイツで仕事をしていた時のことです。
夜にオリンピック公園のビヤガーデンに行くことになりました。私、香港人(複数)、韓国人、インド人で酒の飲めない私の運転で車で小一時間かけて行きました。

呑助達は鱈腹ビールを飲み、したたかに酔っていた時にそれは始まりました。
香港人の代表格の者がインド人に向かって「お前は”プリーズ”が無い、いつも命令口調だ」との一言から始まり、香港ーインドの戦争が始まりました。インドはカースト制度があり、彼は上位階級なので確かに物言いが横柄なところがありますが、国外へ出てきて平易な物言いに戸惑いながらも日々学んでいたのを知っていましたので、日本としては「まあまあ」となだめに入りました。同時に香港の他の人達、韓国もなだめに入りましたが、二人はヒートアップして収まりませんでした。

ですので、「じゃあ帰ろう」と自分が言い、会計を済ませて、駐車場への移動中に第二ラウンドが始まり、互いに掴み合いになりました。いい加減にせーや!と二人を分けて帰るぞと言うと香港人が「俺はあいつと同じ車には乗らん!」、「FUJI2、彼を置いて戻ってきてくれ」というのを聞き、今度は自分がブチ切れて「お前らのイザコザで2時間ロスるのは嫌だ、一緒に車で帰るのが嫌ならば電車で宿まで帰ってこい」と言うと、インド人はさっさと車に乗り、香港人は自分の部下と一緒に電車で帰ると捨て台詞を吐いて行きました。
帰りの車中でインド人に君が文化の違いで戸惑う様子は理解するけど、ここはインドじゃない。人間はある程度平等で何かをしてほしければ「プリーズ」は必須だ。中国もインドも人口が多い、手を挙げなくては、声を大きくしなければ埋もれてしまうのは分かる。それだけに君らは目立つし、衝突する可能性も増える。もう少し相手の国々の文化や育った環境を考えるべきだと説教しました。

電車の駅からホテルまでは歩くと30分かかるのは知っていました。ホテルについて部屋に戻ろうとした時に韓国人同僚から「香港から連絡があり、駅まで迎えにきてくれないかと言ってる。君が起こっているのは理解している。自分も一緒に行くから、迎えに行ってくれないか?」と言葉と口調を選びながら言ってきました。

仕方ないな~と韓国の提案を受け入れて、駅に迎えに行きました。香港人には帰りの道中しっかり説教してやりました。(笑)

FUJI2

男性/66歳/東京都/自営業と自由業は違うんだぞっと…個人事業主さまは言ってみる~
2019-01-23 11:20

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