ハイテンションなピンチヒッター
お疲れ様です。
ピンチヒッターを頼まれたにも関わらず、代われなかったことならあります。
学生時代に飲食店でバイトしていたときのことです。
バイトのシフトが休みだったとき、突然店長から電話がかかってきました。店長は普段とてもフレンドリーな人で、用事もないのに時々雑談のために電話をかけてくることがあります。今回もそんな電話だろうと思い込んだ私は、「こんばんは~!」とえらくハイテンションで電話に出てしまいました。そのとき、私は野球観戦の真っ最中で、すでにビールを飲んでいたので尚更です。
しかし、そんな私のテンションとは裏腹に、電話口から聞こえてきた店長の声は、たいそうテンションが低いものでした。電話の内容は、「社員が熱で倒れてシフトが減ったから出てほしい」というものでした。
それを聞いた私は、先程までのハイテンションだった自分自身を恥じながら、「すみません、すでにお酒を飲んでしまっているので厳しいです……。」と、ピンチヒッターを断ることしかできませんでした。
あのときの電話は、本当に気まずかったです。
アキえもん
女性/33歳/東京都/会社員
2019-01-24 17:50