社会性
近所に犬連れに人気の公園があるんですけど。
毎日、同じ時間に同じメンバーが集まって立ち話したりしてるんだけど、1頭だけいつも尻尾をまるめてるダックスがいて、気の毒に見ています。
他所の犬や人にちょっかい出されるの
嫌がってんのがわからないのかな? と。
人間と同じく犬にもいろんな人がいて、人間・犬・猫、誰にでもフレンドリーな犬もいれば、人間が大好きでが犬嫌いな犬も珍しくないし、自分ん家の家族以外にはまったくなつかない犬もいます。
犬飼いの入門書には『社会性を高めましょう』とか書いてありますけどね。その意味するところは家の外には車や自転車が走っていて危ないとか、大きな音にも馴れましょう、とか、家族以外にの人間や犬もいるけど、みだりに敵視して吠えたり噛みついたりしないように躾る、ということであって。
他所の家と『仲良くする』ことは義務ではないんです。
別に犬は将来、独立するわけではないから(笑)
最低限、他人に迷惑をかけないようになれればいい。
くれぐれも親の願望を仔に投影しない。人見知りな仔を『公園デビュー』とかしょーもない人間関係に巻き込むことはないのです。
さらに言えば、不幸にして吠え癖や、噛み癖の抜けない犬になってしまったところで、悪癖には必ずパターンはあるから、そこには触れないように家族が学習して、他人がいない時間帯に散歩に行けばよい。
問題犬の『問題』とは人間にとっての問題であって、本人にとっては自然な流れでそうなっただけだから。
犬にとっては大切なのは社会より『群=家族』の安定。
群の変化は自らの生存を脅かす危機ですから、夫婦喧嘩や親子喧嘩などされると困っちゃう。夫婦仲が悪い家の犬が、ストレスで毛をむしったり、物を壊したり、食糞したり、これまたよくある話。
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2019-01-26 09:42