ちょっとした小話
年明けから、全くいいことがないのでお祓いへ行ってきた
温かい甘酒を飲みながら
たくさんの絵馬がぶらさがっているのに気付き、何となく読んでみた
「パティシエになりたいです」とか「今年○○中学に合格しますように」
なんて普通の願い事の中に
「ママがはやく帰ってきますように」という、深刻な絵馬を見つけてしまった。
文字の感じから、多分小学校低学年
初詣にここへ来て、絵馬にお願いごとを書いたのだろう・・・
そこで真剣にそんな文字を書く孫の姿を見て、
一緒に来たおじいちゃんとおばあちゃんは困惑し、胸が痛んだに違いない
どうしてママはいなくなちゃったのかな・・・
そこで、3年ほど前にボクの愛する妻の実家のお隣さんが
「嫁が家を出て、その後すぐ息子が別な若い女と住み始めたから
仕方なく私が孫を引き取って面倒を見てるのよ」
なんて嘆いてたのを思い出した。
なのでボクは絵馬に
「子供の幸せが親の幸せ、親の幸せが子供の幸せ」
そして
「こんなイイコト言うボクに、幸せがきますように!」
と書いておいたのは言うまでありません(笑)
とようのドラ息子
男性/47歳/東京都/自営・自由業
2019-01-31 07:14