「にっぽん」と「にほん」
どちらも正しい国名、読み方とされていますが、NHKでは正式な国名として使うときは「にっぽん」の方を使うそうです。
日本という国号が使われ始めたのは大化の改新よりも前と言われており、その頃の読み方は「ひのもと」とか「やまと」と発音していたようです。
それが奈良時代頃から「にちほん」と音読み(呉音読み)され、それが変化して「にっぽん」という読み方になったのが始まりとされています。
では「にほん」という読み方はというと諸説ありますが、よく言われるのは平仮名が使われるようになった奈良時代頃に「っ」のような促音、「ぽ」「ぼ」のような半濁音、濁音の表記がなく「にっぽん」が「にほん」と表記され、それをそのまま「にほん」と発音したのが始まりという説が有力となっています。
「ひのもと」が「にっぽん」と読まれるようになり、その後に「にほん」という読み方も増えたということです。
ヤン坊ましろ
男性/49歳/神奈川県/会社役員
2019-02-06 06:40