本日の案件
私は元来のんびり屋で、気づいたら時間ギリギリになっていることが多く、時間に追われるプレッシャーを受けながら日々過ごしています。
夜行バスを使い、日帰りひとり旅をしていた19歳の夜のことです。
観光をし、ごはんを食べ、温泉にまったりと浸かっていたら、その時も走らないとバスが発車してしまいそうな時間になっていました。
せっかく温泉に入ってほぐれた身も心も、焦りにより緊張と冷や汗が止まりませんでした。
お金がもったいないけど、乗り遅れたら大変だ!タクシーに乗っちゃえ!とタクシーに乗ってバス停に向かって発車したその数秒後、もうお財布にお金が残っていないことに気がついたのです。
「運転手さんごめんなさい!!!もうお財布にお金が入っていなかったんです!すみませんが下ろしてもらえないでしょうか!?」と、バスの時間のことも説明してなんとかお願いしたのですが
「それは無理だね~コンビニにATMがあるから」と進路を変えコンビニの前に停車させられました。
もうその頃には、すでにバスの発車時刻でした…。
ちなみに私が持っていたカードは地方銀行のカードで、ATM対応時間外でお金を降ろすこともできず、後日料金を郵送するという約束をして下ろしていただけました。
カラオケやネットカフェに行くお金もなく、その日は警察に保護してもらい、説教を受け続け、延々と泣きながら夜を明かした19の夜でした。
あんにんとうふ
女性/30歳/東京都/アルバイト
2019-02-06 13:11