FMリスナーをナメないでもらいたい。
競演したミュージシャンはのべ2万人とも言われるドラマー【 村上ポンタ秀一さん 】は長いキャリアの中で他のドラマーと2人でツインドラムとしてステージに上がった経験も数知れず。中には5人ドラムなんてバンド編成もあったといいます。
そうした複数プレイの効用について
「どれほどリズム感が良くても人間だからミクロなズレは出る。でも、それが音楽に深みを与えるんだよね。オーケストラだって30、40人で編成することの意味はそこなんだから」と語っていました。
今は何台もの楽器をつなげてデジタルで同期させることはできるけど、それではひとつの音にしかならない。
さらに進化して微妙なズレを人為的にデジタルで作り出す『オーケストラル・ヒット』というエフェクトもありますが ( 例えば安部礼司のオープニング(笑) )人力による深みには敵わない。チェコやイスラエルの名だたるオーケストラの50人編成など、やはり重厚です。
山下達郎さんはギター、キーボード、ボーカルとマルチプレイヤーとして知られていますが、デビュー間もなくから、
ドラム: 青山 純 (故人)
ベース: 伊藤広規
ギター:椎名和夫
サックス: 土岐英史
という4人と音楽を作り続けています。
そこにこだわる。
完成度を求めるあまりのコーラスは一人多重録音ですが、演奏はプログラミングばかりではなく、手作業による録音にこだわる。
そうした素材を吟味しながら、ご自宅のスタジオで完成させる。
久しぶりにじっくりと達郎さんの曲を聴けば、誰でもわかる、その作り込まれ方、完成度は半端ない。すごくリッチな気分になります。
そして、ご自身がAMラジオではなく、FMラジオの番組を持つ意味をご自身が誰より理解されている。
「 最高の音楽、最高の音質で 」は伊達じゃないんです。
ちょっとばかし達郎風フレージングをマスターしたとか、達郎風の多重コーラスをマネしてみた。とか。
だから何?っていう(笑)
趣味の範囲や、宴会芸で楽しくやればよい。
駄菓子屋の粉っぽいヨーグルトにも一定のニーズはあるんだろうけどさ。 僕はもう歳だから、無駄に不味いもの食わされてるヒマはないんだよね (。-∀-) (笑)
コーギモモ
男性/58歳/神奈川県/飲食業
2019-02-11 08:40