案件
学生時代に、大手コールセンターで営業電話をかけていました。そこで学んだことは、「勧誘を断るなら『身内が同業者』と伝えるべし」ということです。
私が電話で営業していたのは、「電話回線の切り替え」です。「今〇〇会社の回線を使っていると思いますが、私ども××会社の回線を使ったほうがお得ですよ」と伝えるわけです。
即座にガチャ切りされたり、「うるせえ!忙しいんだよ!かけてくんな!」など暴言を吐かれることも日常的。すべての履歴はパソコンに残しておきますが、「冷たい対応をされたくらいで諦めるな」と、人を変えながら何度も電話することを会社から指示されていました。
そんな中で唯一「もう電話をかけなくていい」と教えられていたのは、「身内が同業者」というお客様です。「ごめんね、親戚が電話会社に勤めていて、切り替えるわけにはいかないの」など「身内」に関する理由を持ち出してくる人には、もう二度と誰も電話をかけることはありません。「付き合い」というしがらみがある限り、どんなに営業しても無駄だと分かっているからです。
だから現在、うちに新聞の勧誘が来たときなどは、「身内が〇〇新聞に勤めているから・・・」なんて同業他社の名前を出して断っています。もちろん、二度目の勧誘はありません。
若作りの、ま~
女性/41歳/埼玉県/自営・自由業
2019-02-21 10:45