今日の案件
今日の案件ですが、それは『声を掛け合うことの大切さ』です。当時、なかなか無名のコンビニで働いていたのですが、先輩のAさんは滅多にお店に入る機会がなかったのでソフトクリームを作る練習をしていませんでした。あるAさんと一緒の勤務の日、Aさんがレジに立っていて、私は品出しをしていました。知らぬ間にソフトクリームが頼まれていたみたいで、レジから私の姿が見えずどうやらAさんは自分で作って渡したみたいです。
不恰好なソフトクリームを持ってお店を出て行くお客さんの姿をみて私はソフトクリームが注文されたことを知りました。私は、Aさん!なんで呼んでくれなかったんだよ!あのソフトクリームはないぜ!って思っていました。
でも、店が閉店した後の帰り道、私はAさんとおはようございますとお疲れ様でした、しか話したことがなかったことに気がつきました。別に仲が悪かったわけじゃないんです。なかなか話すきっかけもなく、年も離れてるし、向こうは年上だし...そんな風に思ってAさんとの距離を近づけようとしなかったんです。Aさんもきっと向こうは年下だし、勤務に入る日数も少ないし、私と話すこともないしって思っていたかもしれません。
でも、あの時もっと心を開いて無駄にでもいっぱい話しかけたらAさんも少しは頼ってくれたかもしれないし、あの時『Aさん、ソフトクリームの注文来たらいつでも呼んでくださいね!』とか、『Aさん、自分品出しいくんで何かあったら呼んでください』って...なんで言えなかったんだろうーー!!クールに仕事することがカッコイイとか、一匹オオカミ的な自分カッコいいとか...当時の自分に馬鹿野郎といいたいです。
仕事って一人でやった方が早いことって確かにあるし、この人に任せる方が心配とかあるけど、人を育てるのも仕事だし、仕事は話をする場所じゃないっていうのもあると思うんですが、そうじゃないと思います。
ちょっとした一言でその日の勤務が楽しくなったり、心が軽くなったりすることあると思うんです。なので、年をとった今、若い子達にはウザがられるかもしれませんがたくさんは声かけて行きたいと思います。おばちゃん、うるさいけど許して!!
らららさんば
女性/42歳/東京都/専業主婦
2019-02-21 16:06