【案件】癖だと言われても…

皆様お疲れ様です。
本日の案件、私が19歳の時の話です。
当時私は大学生で、2歳上の先輩に淡い恋心を抱いていました。
彼は昔ワルだった雰囲気を持ちながらも、気さくで明るく男女共に友人の多い人。
一方の私は、どちらかというと暗くて世間知らずで親の門限に縛られるドがつく程の真面目人間。
ある日、そんな私を彼は「ちょっとドライブしよう」と誘ってくれたのです。
休日のお昼頃に待ち合わせをして、彼が運転するバイクの後ろに乗せてもらい出発。
自然と近づく距離に緊張しながらもこの時間を楽しんでいました。

が、出発してから程なくして赤信号で止まった時。バイクに跨っているので彼の太ももの横に私の膝がくるのですが、その私の膝を彼が撫で始めたのです。
えっ？この手は何？なんで撫でるの?!と内心動揺しつつも、できるだけ自然に「あの…この手はなんですか？」と彼に聞いてみたところ、「ああ、俺の癖なんだよね〜」と返され、信号待ちの度に撫でられました。

恋愛経験が乏しかった私は、その行為にドキドキするどころかドン引き。一気に恋心が冷め、ドライブが終わる頃には男性への警戒心が最大まで高まっていました。

後から知ったのですが、案の定、彼はプレイボーイで多くの女性を泣かせてきた模様。今思えば、早い段階で恋心が冷めて良かったです。

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