くだらないケンカ案件

本部長、秘書、リスナー社員の皆さんお疲れさまです。
くだらないケンカ案件、
私の父親は５人兄弟の次男で、他の４人も全員男。
しかもみんなゴツくて腕っぷしも凄いんです。
正月に田舎の本家に集まって、5人で腕相撲大会をしたときには、子供だった私達はその光景に大いに盛り上がったものです。
いつもは仲がいい５人なのですが、正月に本家に集まり、お酒が入るとさあ大変。
５人とも酒豪で一升瓶が10本以上転がり出すと、
必ずって言うほど東京に出た３男が火種を作ります。
「俺と兄貴(うちの父親)が頑張ったからお前ら高校行けたんだ」と。
すると４男、５男が「別に兄貴達から支援された訳じゃねえし」となり、
「なにお～」
と３男がちゃぶ台をひっくり返すと試合開始。
ちゃぶ台の足は折れて、障子のさんはバキバキになり、黙っていた長男が「外でやれ～」と叫ぶとバトルスタート。
殴り合いにあいになり、しまいには車のチェーンを振り回す始末に。
小学生だった私達は母親達から危ないから下がってなさいと言い、止めに入りますが、ガタイがガタイだけあって直ぐに吹き飛ばされてました。
そんなケンカが７年も繰り返されると、私達も中学生、母親達からゴルフクラブを渡され、
「あんたたち、止めなさい！」と指令が。
本当にくだらないケンカでしたが、今ではおじさんたちも75歳を過ぎ、何が起きても子供の私達で軽く止められます。
その前にけんかしなくなりましたけどね。

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