先輩のそこかっこいいっす案件

本部長、秘書、リスナーの皆様お疲れ様です。

もうすぐ今の訪問介護のお仕事に就いて3年になります。
そんな自分が先輩かっこいいっすと思った出来事があります。

まだ介護の資格を取り立てのある日先輩介護士と認知症の利用者さんのお宅に訪問しました。
その方は認知症のせいでトイレで用を足すという事も分からなくなっている状態で、訪問した時には身体中、着ている服も便まみれでした。

ただただ呆然と立ち尽くす自分の横から、先輩は利用者さんのそばに駆け寄ると「〇〇さん、お洋服とか汚れちゃいましたね～私も手伝うからお着替えして一緒に洗濯しませんか？」、そう笑顔で話しかけるとテキパキと介助をしていく先輩。
汚い物を触るような雰囲気も表情にも出さず、それでいて利用者さんの自尊心も傷つけずに対応した先輩。

そして、「先輩のそこかっこいいっす」と思った極めつけは
先輩:便で汚れてしまったら洗い流せば綺麗になるからいいのよ。でも利用者さんは今認知症で判断出来ないかもしれないけど、その人の誇りや尊厳を傷付けたりしたら誰にもその傷は治せないから気を付けるのよ。

と。
3Kと言われるお仕事ですが、その時から責任感と誇りを常に持って出来るようになりました。

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