あ〜んけん♪
中学から就職する前くらいまで10年近く付き合った人がいました。
親も結婚するんだろうと思っていたようでしたが、次第に会う機会が少なくなっていったある夜、二人で相談して、別れました。
付き合っていた頃には、
「将来、もし別れたとしてもいい友達でいようね」なんてことも話し合ってはお互いの揺るぎなさを確認しあってました。
別れて何年後だったか、お互いに帰省していたらしく、商店街で、女性を伴い小さな女の子を抱いた彼が目に留まりました。
「将来、もし別れたとしてもいい友達でいようね」という言葉が思い出されました。
でも昔の会話です。彼は覚えていないかもしれません。
平和な夫婦間のジャマにならないように、目が合ったらコクンとうなづく程度の挨拶をして通り過ぎるつもりでした。
懐かしさで、目が合うことを願いつつも、彼が気づかなければそのまま通り過ぎようと思ってました。
目が合ったその瞬間。
彼はプイッとワザとらしく横を向いてしまいました。
「ん⁈ え⁈ そういう… ことね」
寂しかったですね、あの一瞬は。
30年近く経った今でも、寂しいシーン・ワースト1だと思います。笑
忘れたいけど、記憶のスクリーンはセピア色にもなってません!\(^o^)/
「この人、オレの青春を彩ってくれたくみちゃん。こっちはオレの妻!」
くらい言い放って笑わせてくれて、奥様と笑顔を交わしたかったわ!
残念だけど、彼を見損なった日でした。
くみさんを慰めたい方は、事務所宛にホワイトデーの贈り物をお待ちしております♡
ヽ(*^ω^*)ノ
くみ
女性/65歳/東京都/黄色くみ広報室長
2019-03-14 08:41