今日の鼻歌
【 You're My Only Shinin'Star / 中山美穂 】
高校生の時にベースを弾いていました。
バンドのメンバー中でも特に『ベースとドラム』というのは一般的に『リズム隊』と呼ばれて、リズムを刻む、要の二人としてコンビネーションが求められ、必然、仲良くもなるものなわけですが、僕とコンビを組んでいたドラマーの『マツイ君』とも、よく学校帰りにライブに行ったり、楽器屋に行ったりしてました。
マツイ君の家には『マツイ君のお姉さん』がいて、この人がまた、ガールズのパンクバンドでギターを弾いているような人でマツイ君以上に音楽的な造詣も深く、マツイ君の家に遊びにいくと三人で音楽談義をすることもしばしばでした。
ある日、マツイ君のお姉さんがイカしたシティポップ的な打ち込みの音楽を聴いていたので。
「カッコいいスね、これ、誰スか?」と聞いたら、
「モモ、アンタ【 角松敏生 】も知らないの?」と言われました(笑)
そう。初めて角松を聴いた、あの日。
当時は『日本一いい女達をライブ会場に集められる男』とか呼ばれて、女子大生・OLさんあたりに人気があったようです
それからいろいろ聴かせてもらって、音はカッコいいけど、なんだか女子に媚びてるような気がして、正直、何を聴いたのかは覚えてなかったけど。
最後にマツイ君のお姉さんが、
「でもね、モモ、いい? 角松はね、バラードがいいのよ」と言ったんです。
マツイ君のお姉さんがそんな風に褒めることは滅多になかったから、なんとなく、その『 角松はバラードがいいのよ 』という言葉だけが脳裏に残っていました。
それから数年後……
『角松のバラード』の『本気の本気』を実感したのが、この【 You're My Only Shinin'Star 】なのでした。
まさに、名曲中の名曲。
友達の奥さんが結婚する直前にカラオケでこの曲を歌いながら泣いてましたから(笑)
当時のミポリンも
可愛い!美人!のピークでしたけどね(。-∀-)
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2019-03-24 00:31